キャバクラのボーイのお仕事アレコレ〜ここが辛いよ黒服業務〜

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最初に言っとくがキャバクラのボーイの仕事は世間の目から見たら底辺職である。

学歴があってもクソ程役に立つこともなく働くだけなら誰でもできる。

しかし仕事を極めるとなると話は全く変わってくる。

その辛さから投げ出す奴は多い。

女を扱うことの大変さはどの仕事と比べてもボーイか風俗のオーナーが1番理解しているだろう。

今回はキャバクラで働く黒服の仕事内容について少しお話しようか。

キャバクラのボーイの主な仕事内容

ボーイの仕事量はかなり多い。出勤時間も早く拘束時間が長いため帰りは遅い。

しかし黒服にもランクがありペーペーのボーイから始まりチーフ、マネージャー等幹部の人間、お店全体をとり仕切る店長とでは仕事内容や質は全く変わってる。

この記事では主に雑務をこなすボーイにフォーカスを当てた記事であり、幹部以上の仕事内容については別記事で紹介する。

1つ勘違いしてはいけないのがお店で偉いのは店長ではない。

お金を払うお客様のことを第1に考え、キャバクラの主役であるホステスが中心にお店が回る。男性スタッフはお店で1番下の立場。

俺も昔社長に言われた言葉を覚えてる。

 

「365日の中でお前ら男が満足して働ける日なんて2、3日しかねえと思って働け」

 

雑用、下働き、下僕

ボーイのスタート地点はまずここ!

誰よりも早くお店に来てお店の掃除から1日が始まる。

お店よって給料形態は異なると思うがいくら早く出勤しようがどんだけ遅く帰ろうと時給が出るのはお店のオープンからラストの時間帯のみ。

今の世の中だと“俗にいうブラック企業とでも呼ばれそうだが飲み屋は中間のグレーゾーンが大半ということにしておこうか。

ちなみに

ボーイに発言権は一切なし。

まずはちゃんと雑用をこなし、こき使われながら仕事を覚えて周りから少しずつ評価されなければこの世界で先はない。

 

・トイレ掃除

「便座舐めれるくらい綺麗に磨きあげろ」

そのくらい徹底してトイレ掃除をやらされる。

これにはワケがちゃんとある。

キャバクラを含めて飲食店でゲストであるお客様が唯一1人になって落ち着ける空間がトイレなのだ。

その空間すら綺麗に出来てないお店の管理体制はずさんであるのが俺の見解。良いお店ではないね!

俺はどの飲食店に言ってもトイレをくまなくチェックする癖がついたのは職業病の自覚ありだ。

 

・買出し

お店で扱うチャーム、トイレットペーパー、ティッシュ等生活必需品、フードの材料やら必要な雑貨や領収証や印紙などの買出しはオープン前に済ませておく。

 

・おしぼり巻き

袋とじの状態のおしぼりを取り出し1本1本おしぼりの裏表を気にしながら縦に畳んでから綺麗に巻く。ゲストに綺麗な形で渡すためにぬかりなくやりたい。たかがおしぼりされどおしぼり。

こういった細かい作業ができてるかどうかでそのお店の質も変わってくる。

 

・ホール担当

ホステスの「お願いしまーす」

掛け声が聞こえたら

ボーイは「ハイ!」

いち早く反応しながらホールを回る。

主役のホステスの邪魔にならないようまるで空気の如く立ち振る舞う。

卓の灰皿やアイス、割りものの交換。ドリンクを運んだりシャンパンを開ける。

キャバクラは時間制であるため時間の卓へコールという名の延長の確認。ただ確認だけでなく隙を見たら延長を押すなり料金の交渉など柔軟な対応が求められる場面も多い。

お客様がお帰りになられたらもちろん素早くバックし次のお客様の来店に備えて元の綺麗な状態に素早く準備しておく。

ホステスの「お願いします」のオーダーの掛け声はお客様との話の腰を折ることになる。

いかにその掛け声を減らすために、なくなるものや必要なものを予測しながらな動くことが大事だ。

それができないと卓のホステスに

「ホントつかえねーボーイだなぁ。トロトロしないでさっさと動けよマジで」

こう罵られる。しかしこんなんで心が折れてるようじゃとっとと辞めた方がいい。

 

ハッキリと言っとくがプライドなんてなんの役にも立たないから捨てろ。

 

いくら傷つけられようと下僕のように扱われようとプライドは邪魔でしかない。

嬢王様とまで言わないがホステスがいなけりゃこの仕事は成り立たないのはアホでも分かる。つまり女の子に使われて当然だ。

ボーイはホステスが気持ちよく働けるように常に考えて行動するよう心懸けることが円滑に仕事を回すために極めて重要なことなのである。

 

・キッチン、バックルーム担当

ドリンクのオーダーが入ればいち早く飲み物を作り、できるだけ空きグラスや灰皿を溜めることなく洗い物をこなす。

本格的なカクテルを出すお店もあるが俺のところは簡易的なカクテルなので作ること自体は難しくない。

メンバーボトルの管理に加えお店で扱う焼酎やシャンパン、カクテルのレシピなどの在庫確認と発注も忘れてはいけない。

 

・キャッチ、呼び込み、客引き

キャバクラで1番お金がかかるのが人件費。ホステスの来店予定が少なくお店に女の子が待機してるだけじゃ人件費はバカにならない。

外に繰り出し道行く人に声をかけながら口達者に交渉しながらお店にお客様を連れてくることができれば後はホステスが次に繋がる接客をしてくれる。

ホステスがお客様を呼べない時こそキャッチで沢山お客様を入ることができればきっと感謝される。

キャッチでバンバンお客様を入れれたとしても

「俺のおかげでお店が混んでる」

なんて勘違いはしてはいけない。

あくまでお店にお客様が足を運んでくれるのはホステスがいることが絶対条件でありお客様を満足させて帰すのはホステスありきなのだ。

 

・スカウト

ホステスはいつ辞めるかわからないため常に女の子を確保しておきたいのはどこのお店も一緒。

早くから出勤して街に繰り出し女の子に声をかけ店に在籍させる。

女の子をバンバン入ることができればお店から正当な評価を受け給料にも反映される。

スカウトのやり方については

スカウトのコツを伝授!これができればナンパも楽勝!?

で詳しく説明してるので省略。

 

・送迎

キャバクラはお酒を飲むことも仕事。酒を飲んでるのに車で帰す訳にもいかなければ遅くに女の子を歩いて帰すなんてあり得ない。

女の子をシッカリと家まで送っていくのも大事な仕事の1つ。

送迎で2人きりでホステスに誘われるなんてことも正直ない話ではないがやめておけ。

飲み屋の世界で商品である女の子に手をつけることはタブーで許されない。

歯が何本か折れるくらいボコボコにされる、もしくは何十万の罰金を払うとともにクビになる。そんなことよりも性欲が勝ってしまったのであれば止めはしないが

 

絶対にバレるなよ。

 

まとめ

とまぁエゲツない内容に感じたかもしれないが、可愛くて綺麗な子たちと一緒に働けることは悪いことだけではない。

女の子とのコミニュケーションの取り方や気遣いの仕方など学べることは沢山あるし職場に華があるって羨ましいことでもあるワケよ。

もしキャバクラの仕事に興味があるなら是非やってほしいとこだが根性なしはもってひと月。

身近で何人飛んだことやら…。金を持ち逃げする奴も多く博打や喧嘩好きが多いこの世界で働く男は色んな意味で「変わり者」ばかりゆえ底辺職であることは否定できない。

しかし経験を重ね数々の困難を乗り越え仕事を極めし一握りの黒服達は、お客様やホステスからの信頼も厚くハートも人より大分強い。

やってきた人間にしか分からない華やかでありながらも泥臭くもある不思議な魅力がこの仕事にあるのは確かだ。